2010年11月26日

探索四十五日目、三匹目の獲物 サニーと造られしもの

「予想外に危なかったですね・・」

空へと飛んだサニーには見向きもせずに呟く。
他にここを突破した者達の情報によると、空へと非難したサニーは、そのまま飛んで行くらしいからだ。
もっとも、他者の言葉をそのまま信用している訳では無い。
目で捉えてはいないものの、周囲の警戒だけは緩めていない。
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2010年11月25日

探索四十四日目、イサラとリヴ

「炎圧上昇、危険域。防御結界発動」

「うな?」

結界によってシオンの研究材料やレポート、機材は守られたが、リヴの結界は自分を包んではくれなかった。

「酷いなぁ、リヴ。ずっと見てたなら爆発する前に一声掛けてくれても良いんじゃないかな?」

「少しは眼が覚めたんじゃない?それと、髪がまだ燃えてる」

「リヴってばシオンとか他の子には甘いのに、あたしに対しては厳しいよね」

そう言いながら冷気の術で髪の火を消し「あたしの髪が・・」と涙目になっている。

「その程度じゃ死なないでしょ、実験中に考え事してるから、自業自得」

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2010年11月24日

探索四十三日目、手順

相手から一定の距離を取り、自身を強化させる魔術を発動させる。
同じようにエドと名乗った少年は氷を、その彼が従える獣、クリムゾンウィングは炎をその身に纏っていた。
どうやら、一人と二匹は属性を操り攻撃をしてくる様だ。

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2010年11月23日

探索四十二日目、二匹目の獲物 エドと二匹の獣

イサラと繋がっていた瓶を住処のテーブルの上に置き、食べ物と服を探す為に遺跡街に向かった。
服やローブに染み付いた血の臭いで鼻が痛むが、脱ぎ捨てる訳にもいかないので我慢する。

「こんな状態で食い物を食っても、美味く無さそうだナ」

そう呟くといつもの通りには向かわず、普段は出向くことが無い通りに足を伸ばす。
店先には様々の衣装が並び、ボウシや様々なアミュレット等が並んでいる。
血まみれの服とは一刻でも早く脱ぎ捨てたが為、店を選ぶ事も無く適当に入る。

「いらっしゃいませ〜♪」
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2010年08月30日

探索四十一日目、願い


「こうして・・・こうやって・・・・・・よし、コレで完成っと」

満足気な顔をしてルタから手を放す。
今までの様子を隣で伺ってたぎょろぎょろに向かって威張る様に言葉を投げつける。

「あたしだっていつまでもキカイが苦手じゃないんだよ。こうやってルタの機能を底上げする事だって出来るんだからね」

「しゃぎゃ?しぎゃああああ」

「なんでそんな不満気な声で鳴くかな?もういいよ、ぎょろぎょろなんて知らないんだから。メルリンに聞いてくるもんね」

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2010年08月18日

探索四十日目、厄日

血の味しかしねぇ・・

やけに身体が重いな・・・・俺はまた負けたのか・・



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2010年08月17日

探索三十九日目、空腹

一匹目のスケルトンが繰り出してくる槍を避けるものの、続く二匹目、三匹目のスケルトンが繰り出してくる槍を避けきる事が出来ず、刃先が掠る。
錆付き、ボロボロになってる為に殺傷能力は無いが、別の心配が頭を過ぎる。


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2010年08月16日

探索三十八日目、始まりの獲物 がしゃ髑髏

一通り店を堪能し・・・基、ミドーの娘の匂いを嗅ぎ取る事が叶わなかったので場所を移動する事にする。
どちらが言い出した訳ではないが、自然と海の方へと足が向かう。
人込みを掻き分け歩くも、数分もしない内に足が止まる。



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2010年08月15日

探索三十七日目、SummerVacation 昼の部

「俺様の美貌に見惚れるのも解らなくはないが、キサマみたいなヤツにジロジロ見られたくねーゾ」

「あんな嫁さん欲しいなぁ」

「・・・・・キーサーマーっ!俺様のドコを見てそんな言葉を吐きやがる!地の果てまでぶっ飛びやがれっ」


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2010年07月15日

探索三十六日目、主催者の力

元はレッサーデーモンと呼ばれる肉塊を横目にため息を吐く。
戦闘スタイルを島用に調整する為にヒト型に戻って探索を進めているが、中々上手くいかない。
どうしたものかと考えながら歩いていると、空間の歪みを感知した。

「どうやら最初の獲物がいる住処に辿り着いたみたいだナ、ヤツラが蓄えているマナを一つ残らず吸い出してやるゾ」

歪みの中を突き進み、その先にいるだろう人形を探しながら魔力を解放する。
暫く進むと、通路に座り込んで煙草を吸っている男と、その横に少年と大きな獣2匹がいるのが見えた。
一人は黒い短髪に黒い瞳、黒スーツ。
煙草を咥えたいかにも濃そうなおっさんだ。
もう一人はボサボサの赤髪に碧眼の少年。
背は小さく、大きめの暗赤色のマントを羽織っており、両手は手錠で二匹の獣の首輪と繋がれている。
手首にある多くの痣がやけに印象に残る。
残るは二匹、黒い体毛と紅い瞳、紅の翼と大きな二本の牙を持った体長5mほどの大きな狼のような姿をした獣。
赤髪の少年に繋がれている所を見る限り、彼が使役しているのだろう。

「・・・ん?おやおや・・・・・こんな所で人に会うとは。」

男は煙草を吸ったまま、横目でこちらを見る。

「名は神崎という。別に危害を加える気はない、安心しろ。」

「俺様はヤル気満々だけどナっ」

言い終わるよりも早く神崎と名乗った人形に攻撃を仕掛ける。
一撃で首を落とすつもりで全魔力を拳に纏わせも、残り僅か数センチといった所で見えない壁によって阻まれる。
神崎は何事も無かったかの様に引き続き煙草を吸う。
少年は獣とこそこそと話をした後に顔をあげ、名乗りだした。

「僕はエドだよ、この子たちは僕の友達。」

神崎が煙草を吸い終わり、立ち上がる。
スーツにかかった灰を払う。

「さて折角だ、自己紹介でもしようか。・・・俺は元は”思念体”なんだがね、どういう訳か身体をもらっている。・・・まぁ、どういう訳かは知らされているわけだが。」

相手が話している最中に再度攻撃を仕掛ける。
二人と二匹の人形に向け、重力波を放つも、彼等の眼前で掻き消えた。
地面が抉れている以外は特に変わった様子も無く、彼等も何事も無かったかの様に話を続ける。

「この地下に幽閉されているお姫様を助けに行くんだよねぇ!」

「・・・・・・そんな格好良い話じゃねぇな。娘さんが行方不明だっつぅ母親からの捜索願い、探偵ごっこさ。」

煙草を手に取り、再び吸い始める。

「隠されているだけあってな、この先は近道らしい・・・・・・が、ごつい生き物も徘徊している。俺達はこの先を進むが、あんたは・・・・・・」

ザッと先に足を向け、歩き始める。

「・・・・・・ま、考えるんだな。・・・・・・ほら行くぞ、少年。」

「ぁ、はーい!」

テテッとエドも後に続き、2人と2匹は去っていった。
二人と二匹の人形が去り、空間が歪み始める。
強制的に元居た空間に投げ出されているのだ。

「全く、どうせ後で殺り合うのならココでも変わらないだろうに・・面倒な島だ」

ぶつぶつと文句を言いながらも、攻撃を弾いた結界の種類を特定する為に思考を巡らす。
遺跡の入り口にいたジョシュア、戦闘時に発生する逃げ場を奪う為の結界に、今現在彼等が纏っていた結界。
攻撃を無効化、弾く以外は全く別の種類のモノだ。

「用心深い主催者だナ・・・・・しかし、ここまで複数の結界を張り巡らすとは・・・・・・・・潰す時にどんな断末魔が聴けるのか楽しみだゾ」

結界の種類や数、島を覆う主催者が仕掛けたルール。
その魔力を想像しながら潰す時の楽しみを膨らませ、近くの魔法陣を記憶する為に歩き始めた。

posted by の〜ねえむ at 02:06| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ALIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする