2010年11月23日

探索四十二日目、二匹目の獲物 エドと二匹の獣

イサラと繋がっていた瓶を住処のテーブルの上に置き、食べ物と服を探す為に遺跡街に向かった。
服やローブに染み付いた血の臭いで鼻が痛むが、脱ぎ捨てる訳にもいかないので我慢する。

「こんな状態で食い物を食っても、美味く無さそうだナ」

そう呟くといつもの通りには向かわず、普段は出向くことが無い通りに足を伸ばす。
店先には様々の衣装が並び、ボウシや様々なアミュレット等が並んでいる。
血まみれの服とは一刻でも早く脱ぎ捨てたが為、店を選ぶ事も無く適当に入る。

「いらっしゃいませ〜♪」
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2010年08月30日

探索四十一日目、願い


「こうして・・・こうやって・・・・・・よし、コレで完成っと」

満足気な顔をしてルタから手を放す。
今までの様子を隣で伺ってたぎょろぎょろに向かって威張る様に言葉を投げつける。

「あたしだっていつまでもキカイが苦手じゃないんだよ。こうやってルタの機能を底上げする事だって出来るんだからね」

「しゃぎゃ?しぎゃああああ」

「なんでそんな不満気な声で鳴くかな?もういいよ、ぎょろぎょろなんて知らないんだから。メルリンに聞いてくるもんね」

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2010年08月18日

探索四十日目、厄日

血の味しかしねぇ・・

やけに身体が重いな・・・・俺はまた負けたのか・・



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2010年08月17日

探索三十九日目、空腹

一匹目のスケルトンが繰り出してくる槍を避けるものの、続く二匹目、三匹目のスケルトンが繰り出してくる槍を避けきる事が出来ず、刃先が掠る。
錆付き、ボロボロになってる為に殺傷能力は無いが、別の心配が頭を過ぎる。


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2010年08月16日

探索三十八日目、始まりの獲物 がしゃ髑髏

一通り店を堪能し・・・基、ミドーの娘の匂いを嗅ぎ取る事が叶わなかったので場所を移動する事にする。
どちらが言い出した訳ではないが、自然と海の方へと足が向かう。
人込みを掻き分け歩くも、数分もしない内に足が止まる。



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2010年08月15日

探索三十七日目、SummerVacation 昼の部

「俺様の美貌に見惚れるのも解らなくはないが、キサマみたいなヤツにジロジロ見られたくねーゾ」

「あんな嫁さん欲しいなぁ」

「・・・・・キーサーマーっ!俺様のドコを見てそんな言葉を吐きやがる!地の果てまでぶっ飛びやがれっ」


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2010年07月15日

探索三十六日目、主催者の力

元はレッサーデーモンと呼ばれる肉塊を横目にため息を吐く。
戦闘スタイルを島用に調整する為にヒト型に戻って探索を進めているが、中々上手くいかない。
どうしたものかと考えながら歩いていると、空間の歪みを感知した。

「どうやら最初の獲物がいる住処に辿り着いたみたいだナ、ヤツラが蓄えているマナを一つ残らず吸い出してやるゾ」

歪みの中を突き進み、その先にいるだろう人形を探しながら魔力を解放する。
暫く進むと、通路に座り込んで煙草を吸っている男と、その横に少年と大きな獣2匹がいるのが見えた。
一人は黒い短髪に黒い瞳、黒スーツ。
煙草を咥えたいかにも濃そうなおっさんだ。
もう一人はボサボサの赤髪に碧眼の少年。
背は小さく、大きめの暗赤色のマントを羽織っており、両手は手錠で二匹の獣の首輪と繋がれている。
手首にある多くの痣がやけに印象に残る。
残るは二匹、黒い体毛と紅い瞳、紅の翼と大きな二本の牙を持った体長5mほどの大きな狼のような姿をした獣。
赤髪の少年に繋がれている所を見る限り、彼が使役しているのだろう。

「・・・ん?おやおや・・・・・こんな所で人に会うとは。」

男は煙草を吸ったまま、横目でこちらを見る。

「名は神崎という。別に危害を加える気はない、安心しろ。」

「俺様はヤル気満々だけどナっ」

言い終わるよりも早く神崎と名乗った人形に攻撃を仕掛ける。
一撃で首を落とすつもりで全魔力を拳に纏わせも、残り僅か数センチといった所で見えない壁によって阻まれる。
神崎は何事も無かったかの様に引き続き煙草を吸う。
少年は獣とこそこそと話をした後に顔をあげ、名乗りだした。

「僕はエドだよ、この子たちは僕の友達。」

神崎が煙草を吸い終わり、立ち上がる。
スーツにかかった灰を払う。

「さて折角だ、自己紹介でもしようか。・・・俺は元は”思念体”なんだがね、どういう訳か身体をもらっている。・・・まぁ、どういう訳かは知らされているわけだが。」

相手が話している最中に再度攻撃を仕掛ける。
二人と二匹の人形に向け、重力波を放つも、彼等の眼前で掻き消えた。
地面が抉れている以外は特に変わった様子も無く、彼等も何事も無かったかの様に話を続ける。

「この地下に幽閉されているお姫様を助けに行くんだよねぇ!」

「・・・・・・そんな格好良い話じゃねぇな。娘さんが行方不明だっつぅ母親からの捜索願い、探偵ごっこさ。」

煙草を手に取り、再び吸い始める。

「隠されているだけあってな、この先は近道らしい・・・・・・が、ごつい生き物も徘徊している。俺達はこの先を進むが、あんたは・・・・・・」

ザッと先に足を向け、歩き始める。

「・・・・・・ま、考えるんだな。・・・・・・ほら行くぞ、少年。」

「ぁ、はーい!」

テテッとエドも後に続き、2人と2匹は去っていった。
二人と二匹の人形が去り、空間が歪み始める。
強制的に元居た空間に投げ出されているのだ。

「全く、どうせ後で殺り合うのならココでも変わらないだろうに・・面倒な島だ」

ぶつぶつと文句を言いながらも、攻撃を弾いた結界の種類を特定する為に思考を巡らす。
遺跡の入り口にいたジョシュア、戦闘時に発生する逃げ場を奪う為の結界に、今現在彼等が纏っていた結界。
攻撃を無効化、弾く以外は全く別の種類のモノだ。

「用心深い主催者だナ・・・・・しかし、ここまで複数の結界を張り巡らすとは・・・・・・・・潰す時にどんな断末魔が聴けるのか楽しみだゾ」

結界の種類や数、島を覆う主催者が仕掛けたルール。
その魔力を想像しながら潰す時の楽しみを膨らませ、近くの魔法陣を記憶する為に歩き始めた。

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2010年07月13日

探索三十五日目、マナと戦い方

「以外と時間が掛かってしまいましたね。さて、余計な時間を使ってしまいましたが、本題に入るとしましょうか」

辛そうに額を押さえたルフィナが顔を上げる。

「さっきもふざけた真似がどうこう言ってたけど、一体何の事だ?全く心当たりが無いし、これでも先を急いでるんだが・・・」

言い終える前に爪を剥き出した猫が襲い掛かる。
間一髪の所で何とか避け、シオンに向き直る。

「・・・・・・・・・何の真似だ?」

感情の一切を殺し、シオンに問いかける。

「隠れてコソコソと見学しよう等と良い度胸ですね。そんな事を私が許すと思っているのですか?覚悟なさいっ」

こんな所で時間を使ってる暇は無いが、シオンの様子を見る限りは何を言っても無駄だろう。
全く心当たりが無い訳でも無い。
竜眼を襲い、連翹の魂を奪っていったというあたし・・・シェイプシフターが関わっているのだろう。
ふと、連翹の顔が頭を過ぎる。

+小+「アンタに構ってる暇は無いんだよ、シオン」-小-

小さく、誰にも聞こえない程度に口の中で呟き、強化魔術を張っているシオンに向き直り、戦闘態勢に入る。
相手に聴こえる様に歌う気分では無いので、口の中で呟く程度に旋律を口にする。
呟きながら、他の強化技を使用し、シオンと戦う為の準備を着々と進めた。
先に仕掛けるはルフィナ。
真正面から拳をシオンに目掛け打ち込むも、あっさりと避けられてしまう。
しかし、そんな事は読みの範囲内だ。
シオンが地に足を着く前に、更なる攻撃を加える。
空で自由が利かないのは誰でも同じ筈だ。
飛ぶ事が可能であれば、話が変わるかもしれないが、飛べないシオンも例外ではなく、確かな手応えを感じた。
地面に叩きつけられたシオンは反動を利用して態勢を整え、攻撃を仕掛けてくる。

「最近の貴方は力を付けてきましたからね。始めから全力でやらせて頂きますよ」

その言葉と同時に魔力を帯びた爪が飛んでくるも、先程の攻撃を仕掛けた時に張ったトラップを作動させ、攻撃をシオンに返す。
本当に予想外だったのだろう、驚いた顔と共に吹き飛ばされ「少し予想外ですね・・・」と小さく呟いたのが聴こえた。

「足が売りの貴方達なのでしょうが、これならどうです?」

即座に吹き飛ばされた事すら利用し、重力系の魔術を発動させてくる。
身体にズッシリとした重量を感じるも、耐えられない程では無い。
第二波が来る前に抜け出し、シオンの懐に飛び込み拳を繰り出す。
確かな手応えを感じ、起きるなと心の中で呟くも、木を足場にシオンが反撃を繰り出す。
先程、空に逃れたシオンが着地する前に攻撃したのと同じ様に、未だ空に居る状態のあたしを狙い撃ちにしてくる。
先程の魔術と同様、どうやら重力系の魔術を纏わせているのだろう。
一発一発がやけに重く、攻撃された場所は錘でも乗せられたかの様に重くなる。
それらを振り払う様に、シオンを殴り飛ばし払いのけ、先程と同じ反射のトラップを仕掛け追撃をかける。
シオンの反撃を避け、トラップを仕掛けた場所まで後退する。
続くシオンの攻撃を仕掛けたトラップで牽制し、攻撃を仕掛ける。

「こっちも手加減はしない!!」

条件は同じとはいえ、遺跡内の敵を相手にした後だろうか?思ったより飛んでくる術は少ない。
重力を纏わせた攻撃を仕掛けて来た以外で、まともな術はたったの一回だ。
スタミナ切れか?猫からヒト型へと変わるも、明らかに息が上がっている。
これなら正面から向かって行っても避けられる事はないだろうと予想するも、念の為に反射のトラップを用意しておく。
続いてシオンに攻撃を仕掛けるも、既に限界なのだろう、棒立ちのまま素直にルフィナに殴られる。
ふらふらとしながら、拳を振るってくるも、既にバランスを保つ事も出来ないらしく、そのまま地面に倒れこむ。

「・・・・・やれやれ・・・・・すまないが、しばらく一人にしてくれないか・・・・」

暫くシオンが起き上がらない事を確認すると、一言呟き、自分の荷物を拾って先を急ぐ為に歩き出す。
隠し通路を抜け、砂地を越えて平原まで進んだ所で、使い魔から竜眼の声が響いた。

「多少は動ける様になったじゃないですか」

先程のシオンと戦った時の事を指しているのだろう、しっかりと視ている辺りは竜眼と言ったところだろうか。

「少しは・・だけどね。島の外に比べたら・・」

「野蛮な山賊の頭程度でしょうね」

「それは流石に酷くないか?」

「動きが鈍すぎる上に奇襲を仕掛ける事もなく、真っ向から戦うとか馬鹿ですか?力を制限されているのは解りますが、何日経っていると思っているんですか。これだけ時間があれば、それなりの戦い方というモノだって解ると思うんですけどね」

「・・・・・・・・・・+小+シオンに対しては、あの方が効果的なんだよ。実際、圧勝してるぞ-小-」

「頭に血が昇ってる様な輩を相手に手間取り過ぎです。もっと効率的に動いて頂きたいですね」

「ぅぅ・・・・・流石は参謀・・言うことキツイな・・・・」





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目が覚めると、隠し通路の床の上に横たわっていた。
ぼんやりとまどろむ意識を徐々に覚醒させ、ゆっくりと起き上がる。
身体の節々に鈍い痛みが走り、倒れる前の出来事を思いだす。

「そうか・・・俺様は負けちまったのか・・あんな小娘相手に、情けねーナ」

一部分しか使われて無い猫の時と比べ、全ての部分が目覚めているヒト型である所為だろうか?冷静に自身の敗北を受け入れる。
ルフィナと戦う前に襲ってきた動物達と戦い、消耗してはいたが、それは向こうも同じだ。
同じ規制に縛られ、同じ条件で戦って負けたのだ。
ルフィナの方が、島での戦い方を知っていると言う事なのだろう。

「そいや、この島に着てからも同じ戦い方をしてたが、ここまで能力が制限されてる上、あんな小娘に負けちまったんだ。島の戦い方ってのを考えた方が良さそうだナ」

島の外ではイサラに、島の中ではルフィナを潰す事を目標にする事に決め、痛む身体を引きずる様に立ち上がる。
戦い方を模索する前に、先ずは島の規制を改めて確認する。

一つ、島では外の力は使えない。
二つ、同じ能力を持っている者同士が共に戦おうとすると見えない何かで力が低下する。

非常に大雑把ではあるが、今現在必要な情報はこんな所だろう。
これだけでもある程度の推測は可能だ。
先ず第一に、この島では外と同じ様に力の行使は出来ないが、代わりとなる力が使える様になる。
これは自分自身で確認している為、検証する必要性は無い。
それでは仮初の力の元となっているモノは何か?ここまで行き着けば後は簡単だ。
先の島から存在する『マナ』が答えだ。
14隊や15隊を倒した時に力が戻った様に感じたが、多分それは人形からマナを吸い取ったと考えるべきだろう。
そうなる様に主催者が仕向けたとも想像出来るが、どちらも間違いでは無いのだろう。
要するに、主催者が用意した人形を潰す事でマナや他の報酬を得られ、この仮初の力を強化出来るという事なのだ。
そこまで考えた所で地図を広げ、この近くで人形の目撃例が挙げられた場所を確認する。

「西の魔法陣付近か・・・そこから降り続ければ人形がうじゃうじゃいやがるな。ちまちまってのは俺様の性分に合わねーし、ここは手っ取り早く強くなる為に一匹残らず叩き壊すか」

宝玉を拾いに行く前にマナを回収する事に決め、地図を仕舞う。
空間の中に放り投げると同時に、背後から何者かの気配を感じる。
今まで戦ってきた、変貌した島の動物の成れの果てだ。

「全く・・・俺様はまだ本調子ではないんだゾ。しかしまぁ、たまには俺様直々に戦ってやるのも悪くはないか・・・」

「見よ!この私の神々しいヘブンをッ!!」

「マトモな返答なんざ期待してなかったが、返答以前に見た目すらマトモじゃねーナ」

言い終えるとほぼ同時に馬刺しと山田を召喚し、自身に強化魔術を展開させる。
身体に魔力を纏わせ、相手に向かって全力で駆けると、光の弾丸が飛んできた。
どうやら相手の方が速いらしい。
一発掠りはするものの、相手の懐に潜り込み顔面目掛けて拳を繰り出そうとしたが、相手の身体が発光し、何かしらの術が飛んできた。
防御が間に合わないと判断すると、瞬時に蹴りに切り替え、相手を蹴り飛ばした衝撃を利用して出来るだけダメージを軽減する。
猫の時は一撃を貰うと体重が軽い所為で吹き飛ばされていたが、ヒト型である今はある程度の攻撃に耐えられる。
相手と距離を取ると、先程と同じ様な光の弾丸が襲い掛かる。
数が多いために全てを避ける事は敵わなかったが、それでも掠る程度に攻撃を流し、重力の塊を相手に投げつけ、更に追撃を狙って全力で駆ける。
中距離から魔術で翻弄し、隙あらば自らの拳に魔力を溜めて殴る。
島での戦い方を模索する予定だったが、気が付けばいつもどおりの戦い方だ。

「ったく、我ながら呆れちまうぜ。染み付いたモノってのは、中々拭い取れねーモンだなチクショウ」

飛んでくる光の弾丸を避けながら、片手に魔力を集中させる。
一定距離まで近づくと、相手の身体がまた発光しだす。
先程直撃を貰ったが、威力はさほどでもない。
確実に相手を捕らえる為、攻撃を受ける覚悟を決め駆ける。
案の定、攻撃は自分の方に飛んでくるも、予想通りの威力しかない。
相手の攻撃を切り抜け、魔力でコーティングした拳で相手の顔面を殴りつける。
バランスを崩し、倒れそうになる相手の羽根を掴み、先程より練り上げた魔力を拳に纏わせ背後から相手を串刺しにする。
羽根を毟り取り、貫通させた拳を引き抜く。
風通しの良くなった身体が倒れ、ただの肉塊と化した。

「この程度の相手に、時間が掛かり過ぎだナ。暫くはコッチの姿のまま戦い方を考えるか」

偽天使の体液に塗れた腕に目をやり、体液から放たれる異臭に繭を潜めため息を吐く。

「水・・・ねぇかな・・・・流石にキツイぞ・・この臭いは・・・・・」


異臭に耐え抜きながら隠し通路を抜け、抜けた砂地の先の水で体液を流した所で、先日ルフィナから消臭スプレーを貰っていた事を思い出す。
濡れた腕に吹きつけ、臭いが消えた事を確認するとスプレーを空間の中に投げつける。

「しかし、大した効果だナ。鼻が利くヤツにとっては有り難い品だゾ」

ルフィナの仲間が経営してるとか言ったBlackRoseにも置いてあるだろうか?譲って貰えるのなら有り難いな等と考えながら、西にある魔法陣を目指して歩き始めた。
posted by の〜ねえむ at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ALIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月06日

レンタルと言うの名の犠牲者2

前回の引き続きラクガキ第三段!
今回の犠牲者達は・・・この方々だーっ!!


Eno.139、ソル・クエルボ様
Eno.379、オルクス・ミドー様
Eno.925、久地 加夜子様
Eno.2222、Rasty cat様


後二人ほどラクガキさせて頂いたのだけど
描き直したいと思うのが二人を含めて三人居るので
少しの間だけ保留なのです
それでは行って見ますか犠牲者四名の見学にっ!



見学所
posted by の〜ねえむ at 03:50| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 偽島 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月01日

探索三十四日目、追う者と追われる者


+斜+「アタシはルフィナちゃんから練習試合をしてみないかって誘われたのヨ?シオン君とアタシの練習試合を見たいからとも言ってたワ」-斜-




彼女(彼)ローズマリー・ゴールドとの練習試合を済ませ、約束のタルトを渡す時にマリーに尋ねる。
自分が住処にしている廃墟同然の場所を訪れ、練習試合を仕掛けてきた経緯だ。
先日、ルフィナ=キャンティより練習試合の相手を探していると言われ、遺跡街に戻ってくると待ち構えてたかの如くルフィナと出くわし、練習試合の話を再度持ちかけられたとのこと。
その際に、この場所を記したメモを受け取り、廃墟同然の蔵書庫まで足を運んだとの事だ。
昨夜の内にルフィナ=キャンティが居るであろうBlackRoseを探し出し、問い詰めようと思っていたのだが、依頼品を届ける為に東西南北と走り回ってた事と含め、練習試合での疲れが押し寄せてきた為に仮眠を取ることに決めたのだ。
目覚めたらBlackRoseを探し出し、ルフィナ=キャンティを引きずり出す。
そして、ふざけた事を仕出かした対価を支払わせる。
そんな事を考えながら眠りに付いた。



「ここですね、ルフィナ=キャンティの言ってたBlackRoseという店は」

宿場地にあるとしか聞かされていなかった為、探し出すのに苦労した。
考えてみれば店の外見も、目印になる様な物も聞かされていないのだ。
『宿場地にあるBlackRoseと言う名の店』これだけだ。
予定よりも遅くなってしまったが、ここに居るだろうルフィナの存在を確認する為、条件を指定して感知を発動させる。
感知の範囲をBlackRose全域に指定し、ルフィナを探すも、何の反応も得られない。

「仲間が経営していると言ってたのでここに住み着いていると思ったのですが、予想が外れてしまいましたかね?それとも、既に移動してしまったのか・・どちらにしても、面倒臭そうですね」

感知の範囲をBlackRoseから自分を中心にしたものに切り替え、徐々に範囲を広げていく。
既に遺跡に向かったのか、それとも別の場所に居るのか、判断する材料が無いので島全体を覆うまで感知を広げる事にする。
少しでも時間短縮になる事と、遺跡に向かっているかもしれないという理由から、島の中央に位置する遺跡に向かい移動を始めた。
特に急ぐこともなく、感知を広げながら歩いていると、ルフィナが感知に引っかかった。
どうやら遺跡に向かっているらしいが、移動速度から見て追いつけるかどうかといった所だ。
自分が追っているのに気がつき逃げ出したか、それとも別に慌てる程の事があったのか、どんな理由にしても魔法陣を使用されると場所の特定をするのが面倒だ。
感知でルフィナを捕らえたまま、遺跡に向かって全力で駆け出す。

「このままでは、間に合いそうもありませんね・・・仕方有りませんね」

そう呟くと同時に自身に魔力を纏わせ、筋力の増強を図る。
跳躍し、壁を蹴りつけ建物の屋根の上まで上ると、屋根から屋根へと飛び移り一直線に遺跡を向かい駆け出す。
魔力を爆発させて加速している為、何枚かの瓦が割れるが、そんな事は気にしない。
宿場地を抜け、木漏れ日の広場の抜ける頃、ルフィナは既に遺跡の中へと進んでいた。
魔法陣まで間に合うだろうかと考えるものの、遺跡は既に目の前である。
遺跡内に潜っていった所で空間の歪みを分析すれば、どの魔法陣に飛んだか特定は出来る。
そんな事を考えていると、感知で捕らえてるルフィナの動きが止まり、消える。
どうやら魔法陣に辿り着き、遺跡内へと飛んだ様だ。

「全く・・面倒な事ばかりさせる娘ですね」

ルフィナが感知から外れてから数分後、魔法陣まで辿り着き一人呟く。
多くの探索者が利用する魔法陣から、ルフィナが飛んだ先を調べるのにどれだけ時間が掛かるか、溜息を吐きながら作業に入るものの、予想外にも大きく目立つ歪みは一つしかなかった。
どうやら、ルフィナが飛ぶ前に使用した者とかなり時間差があったのだろう。
これならかなり時間の短縮が出来ると思い、歪みに自分の魔力をぶつけて無理矢理抉じ開け、ルフィナが移動した魔法陣を特定する為の作業に入った。




解析の結果『シリウス浮ぶ河』にルフィナが向かった事を確認し、後を追う為に自分も飛ぶ。
シリウス浮ぶ河に出てからすぐに感知を発動させ、ルフィナを探し出す。
西か南か、それが解らなければ追うに追えない。
感知の範囲を広げ、ようやくルフィナを見つけた。

「2ブロック程先ですか・・今は走ってる訳では無さそうですし、追いつけそうですね」

感知をルフィナに対し固定すると、通路を抜け砂地へと駆け出した。




「ようやく追いつきましたよ、ルフィナ=キャンティ。随分とふざけた真似をしてくれたものですね」

砂地を抜け、平原に入って暫く進んだ所でようやく追いついたのだ。
急いでいた訳ではないが、随分と時間が掛かってしまったのも事実、多少八つ当たり気味にルフィナに対して言葉を投げつけた。

「あれ?シオンじゃないか、どうしてこんな所に居るんだ?」

「貴方がふざけた事を仕出かしたからに決まっているでしょう。ローズマリー・ゴールドを嗾け、一体何を企んでいるのですか?非常に気に入りませんね」

「ちょっと待て!一体何の話だ?全く心当たりがないんだが」

「問答無用ですと言いたい所ですが、取り合えず後ろにいる敵を片付けるとしましょうか。貴方も手伝いなさい、その方が早く終わりそうですからね」

「やれやれ、こんな事をしてる場合じゃないんだけどな・・」

posted by の〜ねえむ at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ALIVE | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする